委員会紹介|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

地域の輪郭創造委員会

委員長 三澤 彰
副委員長 浅田 孝
委員 關 貴之、高野 満雄、田多井 美穂、永瀬 篤、萩原 直基、濱 雄大、山崎 悠

委員会方針

世界中が様々な分野で大きな転換期を迎えている現代。当然ながら日本の各地方都市においても、そのグローバル化の影響が押し寄せており、我々が生活している地域も、将来的に画一的で、どこかと似た風景の地方都市のかたちを描いていく事が考えられ、結果として地域の特色を失い、市民が長い歴史の中で、育んできた「地域の輪郭」が失われていく危険性があると考えられます。今こそ、数十年先の次世代においても魅力を発信し続ける事のできる持続可能な地域を目指した「まちづくり運動」を行っていく事が必要不可欠と考えられ、将来を見据えた「まちづくり運動」が、地域の青年が集う青年会議所に求められているのではないでしょうか。

我が青年会議所の所在地である松本においては、『健康寿命延伸都市・松本』の創造を掲げる市による次世代交通政策や、松本城南・西外堀復元事業、また民間企業による中心市街地における商業施設の再開発などが予定されており、「地域の表情」が大きな変化を見せようとしている中、今後の社会の変化を鑑み、時流に沿った「地域の輪郭」を描く必要があると感じます。

幸い、この地域においては我々JC以外にも様々な市民や学生による「まちづくり運動」も継続して行われており、この様な各種団体との協働は勿論、産官学、そして我々、松本青年会議所が55年に渡る歴史の中で培ってきたリソースの有効活用や、他都市における「まちづくり」の事例および、ベストプラクティスを検証し、我々が暮らす松本が抱える課題を踏まえたうえで、「地域の表情」の変化に伴い、どのような「地域の輪郭」を創造する事が必要なのか考察し、本年度の委員会活動を通じて、未来の明るい豊かな松本の創造に向けて、新たな「まちづくり」の可能性を模索し、市民と共にまちづくりに対する考察を深める事のできる場面の創出を図ると共に、夢のある将来の松本の理想を描く事のできる、「松本まちづくりビジョン」の作成を行い、政策発信に繋げたいと思います。

事業計画

事業名 3月第一例会
目的 将来の松本に、どのような可能性を描けるのか。分析の結果を報告する場とすると同時にメンバー間でのビジョンの方向性について共有を図る場とする。
方法・手段 この地域の現状の調査および、有識者または「まちづくり」運動を行っている方々への取材を行う事で、有意義なビジョン策定への方向性をまとめ提言する。
事業名 「松本まちづくりビジョン」作成
目的 将来において予見される様々な変化の中においても、持続可能な地域であり続けるため、将来を見据えた「まちづくり」のビジョンを発信し、その実現を目指す。
方法・手段 3月第一例会における提言を踏またうえで、継続して十分な調査・分析を行っていく事により、将来の松本に向けたビジョンの作成を行う。
事業名 9月第一例会
目的 「松本まちづくりビジョン」の発表を行い、同月中に控えた全体事業に向け、事前に外部に情報を発信する場を設け、事業の動員に繋げる。
方法・手段 当委員会からの「松本まちづくりビジョン」の発表に加え、各分科会の目的と意義について各実行委員長よりメディアおよび市民に対して告知を行う。
事業名 全体事業 フォーラム
目的 松本の未来に向けた「松本まちづくりビジョン」による政策提言を踏まえ、市民と共に考察する場を設ける事で、市民一丸となっての「まちづくり」運動の実現へ向けての契機とする。
方法・手段 多数の市民、または有識者を招き、「まちづくり」に精通した講師講演を用い、次世代をも視野に入れた「まちづくり」のノウハウを学び、ヒントを掴むことのできる公演会またはパネルディスカッションを企画。

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