委員長 | 藤原 哲司 |
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副委員長 | 尾上 浩一 |
委員 | 櫻井 俊太郎、塩澤 将士、早田 和重、堀田 和輝、山田 智之、山添 道雄 |
委員会方針
昨今の経済情勢を考えるとき、「アベノミクス」といわれる経済政策や2020年東京オリンピック開催決定など日本の中央から発信される政策や話題によって、我々の住む松本地域の経済も好転していくかのような印象も受けます。
しかしながら、このような中央からの政策や中央からの話題によって、本当に松本地域の経済活動が好転していくといえるでしょうか。長引く不況にともない「昔は良かった」と経済活動の発展をあきらめかけているバブル期を経験した中高年世代、不況慣れし「これ以上は無理だ」と向上心が欠如している我々青年世代、そしてそれらの背中を見てきた少年世代の消費意識の低下など、地域経済活性化と相容れない「不況マインド」というべき意識を目にすることがあります。
景気の気は気持ちの気です。我々の役割は、「元気・熱意」(エンスージアズム)をもって、不況マインドを打開し、松本地域の経済好転に向かって力強く踏み出すための「きっかけづくり」と「後押し」です。
私たちは、それを可能にするのは松本地域の「たから」の創出であると考えます。今までこの地域で暮らす人々によって大切に育てられた「地域のたから」を様々な視点から見直し、新たな「地域のたから」として再生させます。また斬新なアイデアと強いバイタリティで地域に眠るたからの原石を磨き上げ、この地域における感性価値を備えた「地域のたから」を創出します。その場限りで終わってしまうような安易な発想から生まれるものではなく、今後この松本地域で愛され続ける可能性を秘めた夢のある「たから」を創出します。そして最大の目標はその「地域のたから」を地域経済発展の「きっかけ」にすることです。松本市民の市民性を意識したコンテンツは大型店や大資本経営の真似できないものであり、「きっかけ」ひとつで大きく伸びる可能性は十分にあります。単に宝探しを行い満足してしまうのではなく、その「たから」を地域に暮らす人々が有効に利用し、また活用することによって、意識を変え、その地域の経済活動は活発化されるはずです。
当委員会は地域経済の発展を目指す以上、目に見える形で成果をあげていきます。青年経済人の集まりである我々の強みを生かし、あくまで現実主義を貫き、より実践的な活動をしていきます。
事業計画
事業名 | 5月第一例会 |
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目的 | 「地域」とは何か、「たから」とは何かを考えそこから地域経済発展のヒントを得る場とする。 |
方法・手段 | すでに松本地域に多くの外国人が暮らしている現実を踏まえて国際をテーマにした研究発表を行い提言として発表する。 |
事業名 | 「たから」とともに成長する松本(仮称) |
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目的 | グローカルな地域経済発展の推進。 発掘した「地域のたから」を広く発信していく場とする。 経済モデルの検証。 |
方法・手段 | 各種イベントでの「たから」の発信及び提供。 周年事業でのブース出店。 |
事業名 | 10月第一例会 |
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目的 | 松本の地域ブランドとは何か、松本地域を世界に向けて発信していく方法を考える場とする。 |
方法・手段 | 5月第一例会より検証してきた経済モデルの検証結果発表及び提言。 グローカルな地域経済発展の手法を確立し、市政や多業種へ向けての水平展開をしていく。 |