委員長 | 中東 一浩 |
---|---|
副委員長 | 花岡 貴志 |
委員 | 伊藤 総一郎、小出 伸久、佐渡友 淳、長崎 泰雅、長田 崇、望月 貴弘、吉澤 祐介 |
委員会方針
日々繰り返される凶悪事件や、様々な社会問題をひもとくと、必ず心の問題に帰結されます。善悪の基準も曖昧な社会情勢のなか、子どもたちへの心の教育の必要性が叫ばれています。知識習得に特化した教育のなかでは、生きるための真の「学び」が得られないことは明白であり、指導要綱でも、「道徳」の推進を強く打ち出されるなか、社会全体で道徳心を育む「徳育」への取り組みが求められています。
道徳とは、良心。 良心とは正しい心。正しい心とは、日本人として受け継がれてきた誇り高き精神性と、美意識を兼ね備えた使命感の源と考えます。
日本人が日本人としての誇りを持ち、夢を持ち、将来に希望と自身の持てる教育環境を、子どもたちのために、私たち保護者、大人(社会)が作っていかなければなりません。
これからはより一層、松本地域全体の教育環境がより良くなることを関係機関等に積極的に働きかけながら、私たち松本青年会議所が掲げる活動目標を推進し、検証・議論していくなかで、道徳の推進を先頭に立って活動していくことが重点であると捉えております。地域の、また日本の宝でもある子どもたちの一番良い教育環境を作るのは、私たち大人です。また、子どもたちに「人とのつながり」や「社会性」を身につけさせるためには、学校・地域等とのつながりは本当に大切なことであると感じています。
そして、心は育てなければ、育たない。心を育てるには、わくわく、どきどき、はらはら、ほっとしたり、嬉しかったり、悲しかったり、いろんな感情体験をすることが大事ではないでしょうか。親と子、学校、地域が一体となって、活動するコミュニティを形成することが、現代の日本人を作り上げていくことになるでしょう。
事業計画
事業名 | 親学プロジェクト |
---|---|
目的 | 子どもたちを育成する前に大人たちが道徳知識と意識に関心を深める。 |
方法・手段 | 躾、敬う心、思いやる心、考えて話す力を養うために、大人たちが気づき模範的な行動をするための講師講演を行う。 |
事業名 | 4月第一例会 |
---|---|
目的 | 「信州てらこや」準備に向けて 地域の人々が集い、子どもと共に学び・育まれ、出会いと感動を共有することができる場、「てらこや」を検証する。 |
方法・手段 | てらこやネットワークと情報交換し、地域社会の歴史・伝統・自然をいかした様々な活動を調査する。 |
事業名 | 信州てらこや |
---|---|
目的 | 自然と関わり、人と関わり、社会と関わる活動を通して大人も若者も子どもも共に育つ。 感動体験を通して、自ら主体的に生きる力、地域への愛着を自然と身につける。 |
方法・手段 | 松本のたからを集めた松本オリジナルのてらこやを行い、様々な活動を通して、同じ釜の飯を食べ、共に汗を流し、泣き、笑い、歌い、踊り、学び、気づき、葛藤する中で良き仲間をつくる。 |
事業名 | 徳育プロジェクト |
---|---|
目的 | 子どもたち、大人に改めて生かされていることへの感謝を考えていただき、多くのつながりの中で自分がいることを認識し、日本人であることへの誇りを感じてもらいます。 |
方法・手段 | てらこやのなかで、身近なありがとうを捜し、さらに普段、気が付きにくい社会での支えあいの心を学ぶことで新しい道徳心を養うためのワークショップを実施します |