松本青年会議所とは?|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

三役方針

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 池田 崇之

10年後、20年後の地域と松本JCを創造するために

 55年前、35名の志高き青年によって、「地域の明るい未来のため」全国で188番目となる松本青年会議所(松本JC)が生まれました。あらためて、これまでの諸先輩方の運動と松本JCの歴史に敬意と尊敬の念を込め、そして支えていただいた方に感謝の気持ちを忘れることなく、一年間活動していきます。
この節目の年は、60周年に向けた新たなスタートの年でもあります。これまで受け継がれてきた良い意味での「JCらしさ」にさらに磨きをかけ、時代の流れに合わせて変えていかなければいけないところがあれば、柔軟な発想で、そして迅速に見直していきます。
5年後、10年後、さらに遠い20年後のこの地域と松本JCを考えるとき、一年一年の積み重ねが大変重要になってきます。今何をするべきか、どんな問題を考えるにも、近い将来と同時に遠い将来のことも考え、今の子どもたちが大人になったころ、私たちが、「あの活動をしたから今のこの地域がある」と心から思えるような活動をしていきましょう。
そのためにも、JC運動の本質を追求し、JCだからできる発想で、JCにしかできない運動を展開していきます。

JC運動推進室

【総務政策発信委員会】

55周年を迎える記念の年だからこそ、今一度この組織を見つめなおし、この先も地域に頼られ、必要とされる組織でありつづけるために、メンバー全員がJC運動の本質を理解し、固い絆と熱意を持ち、この地域の未来をデザインすることができる基盤づくりを目指します。
また、10年後、20年後のこの地域を考えたとき、私たちの組織はどうなっていなければいけないのか。そのためにまず、5年後この組織がどのようになっていなければいけないのかを考え、60周年に向けたビジョンを策定します。

【地域の輪郭創造委員会】

「地域づくり」はその地域に関わるすべての人が多角的、協調的、継続的な活動を通した明るい豊かな暮らしの創造です。関わるすべての人がその地域に誇りを持ち、主体的に地域づくりに参画しなければ良い地域づくりはできません。そのためには、まず私たちがこの地域の輪郭を描くことができなければいけないと考えます。
理事長所信に「木も見て、森も見る」とありますが、広域的地域(森)を俯瞰的に見て、そこにある多くの地域独特のもの(木)、あるいは魅力あるもの(木)を調査・分析し、その部分と部分を最適化することによって、日本全国どこにもないような「グローカル地域(森)」の輪郭を松本JCが描くことによって、地域に関わる全ての人が地域の魅力を再発見し、自ずと地域づくりに参画できるような、「JCらしい」地域づくり政策を発信いたします。

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 小笠原 信隆

現代社会は、先人たちから継承した文化の上に成り立っています。人間的な生活の基本要件と言われる「衣・食・住」の中身が国や地域によって大きく異なるのは先人たちが気候風土に合わせて育んできた文化の違いが根底にあるからなのです。
人間の社会を円滑に動かすうえでは歴史・文化は大きな役割を担っています。私たち松本JCにも、55年という歴史によって築き上げられた文化があります。まちづくりに対する多くの先輩たちの情熱と仲間同士の友情の上に、年輪のように積み重ねてきた心意気の歴史があります。喜び、怒り、楽しむ。それぞれがJC物語です。いつの時代にも常に未来を見据えた運動を続け、いつも人が集い、人が中心にいる。一人ひとりが長きにわたり引き継がれてきた「心」を持っているのです。「心」の通じ合う仲間同士が行う運動だからこそ価値のあるものです。そして「心」があるから、やり遂げた後の充実感や感動を味わうことができるのです。
「明るい豊かな社会」を目指し松本JCが産声をあげてから今年で55年と言う歴史が刻まれます。さらに「心」の輝きを会員とともに刻んで参ります。

出向・教育推進室

【日本JC連携委員会】

本年度は松本JCから長野ブロック協議会へ会長を輩出いたします。日本JC連携委員会では、会長のバックアップはもちろん、長野ブロック協議会にかかわらず、すべての出向者がLOMと各出向先を結ぶためにも、自ら望み自ら学び、それらの経験を積んで、感受性豊かに「心意気」をフィードバックしていきます。

【命の心育み委員会】

子どもたちが豊かな人間性を育むためには子どもたちの身近にいる大人たちが、子どもたちの目にはどのように映るか考えて自ら言動を振り返り、子どもの視点にたって、必要に応じて改善することで大人全般のモラルを向上しなければなりません。また学校・地域・家庭といった日々の生活の中には、子どもたちには様々な学びの場があるなか、人にたいして何が出来るのか?心を育むためにはどうするのか?道徳的に心情を育て、判断力・実践力を持たせるなどの徳育との関わりが必要です。あいさつをすること、困っている人に手を差し伸べること、進んでゴミを拾うことなど、どれも徳育に繋がることです。心を育てることは目に見えにくく、時間のかかることですが、小さなことから始め、小さな取り組みの積み重ねが、人と人との温かい人間関係を育み、より住みやすいまちづくりに繋がります。そのためにも子どもの持つ力、成長する力を信じ、親子で体験し、多様性を学び、お互いを大切にすることを学ぶ機会「心に響く指導」を作り上げていきます。

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 岩佐 俊樹

一燈照隅 万燈照国

敬愛してやまない我々の偉大な先輩方が、1942年「真日本の再建は青年の責務である」という志のもと、青年会議所というかけがえのない燈りが我が国に生まれました。その志は各地域へと広がり11年の時を経て我々の故郷にも、青年会議所という眩しすぎる燈が灯されました。
本年度、松本青年会議所は55周年を迎え「一般社団法人松本青年会議所」(以下松本JC)として、新たな一歩を踏み出すにあたり、基本方針の一つに「地域の信頼に応える未来を見据えた厳粛な組織の確立」という言葉が掲げられています。厳粛な組織の確立の中心は組織に携わる「人」であり、会員一人ひとりが松本JCという組織に在籍する誇りと、活動に対する意識変革、そして地域を愛する想いが何よりも大切になってくるのです。
今日我々が、JCというフィールドを通して自分自身の成長を学ぶ機会を与えられているのは、青年期をJC運動に捧げ、社会からの信頼を培ってこられた先輩方と、我々を送り出し見守ってくれている会社の方々、そしていつも陰ながら支えてくれる身近な家族の協力の上に、私たちは活動をすることが出来ます。そんな支えてくれているすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに、地域の未来に向けて一人ひとりが一燈となり、JCというフィールドを大いに活用し、青年らしく地域のリーダーとして、その一燈を伝播し、地域の様々な場所で燈が照らされ、この愛してやまない故郷が萬の燈となって明るく照らされるよう、共に手を取り合い、会員一人ひとりが輝かしい一燈をこの地域に灯すのです。

豊かな人材育成室

【人財拡大委員会】

地域の未来にとって何よりも大切なのは「人づくり」であり、我々自身がまずはJCという学びの場を通して、思いやりの心を持ち合せた力強いリーダーとして、個のガバナンスを高め、組織からも地域からも魅了されるJAYCEEとして成長することが我々には必要なのです。そしてこの地域には、リーダーとして未来を担う能力と資質を持ち合わせた人財が原石としてまだまだ存在しています。創立から55年という歴史の中で、一度も途切れることなく行われてきた「人財拡大」というJC運動の本質の意味合いをもう一度紐解き、地域の「明るい豊かな社会の実現」のために活動して参ります。

【人間力開発委員会】

この地域にどれだけ恵まれた素材が存在していても、その素材をどのように色付けし活用することが出来るかは、その地域に住む「人」次第なのです。松本JCという実践的な活動の中で、自分自身の成長に繋げ、組織に対しては、青年らしい新しいエッセンスを吹き込むことにより、在籍している会員に対してもよりよい相乗効果が生まれるのです。
JCという場で「修練・奉仕・友情」という三信条の行動を通して、地域のために率先して己を律し、自らのぶれない信念と哲学を身に纏い優しさに満ち溢れた、力強い説得力あるリーダー育成を行うことにより、地域はもとよりいずれは国家を担うリーダーを創出するために活動して参ります。

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
副理事長 中野 勝志

はじめに

2010年に入会を認められたばかりの私が本年度副理事長を担当する能力や資質や環境を十分に備えていないことは私自身よく自覚するところです。しかしながら、そもそもJCの役職は、名誉職ではなく役職があるから偉いとか逆に偉いから役職につけたのだというものではなく、いかなる役職であるかにかかわらず、すべて"Development Opportunities"(開発機会)であって、訓練の場であると考えられています。したがって、そのような場を与えられたことに感謝し職責を全うできるように努めていきます。
さて、私が担当する地域経済推進室の担いは「地域経済発展と世界平和実現に向けての運動の実践」です。経済や世界平和はいずれもJC活動の花形分野の1つで、松本JCとしてもこれまでも様々な活動をしてきたので、すでに我々が持っている良いものをより良くしていこうという思いを込めて、方針のテーマを「良いものをより良く」としました。しかし、事業や活動の1つ1つに関しても、地域の在り方についても、その他すべての領域において、「良いものをより良く」という気持ちで関わっていきたいという気持ちも込められています。

地域経済推進室

【広報国際委員会】

"Brotherhood Of Man"
JCは国際組織であり、JCI Creedに"the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations"とか"service to humanity is the best work of life"とあるとおり、その視線は常に国家権力の枠組みを超えた人類愛に向いています。
松本JCの各会員もJCI Creedの価値観を共有するJAYCEEとして、世界との連携を意識しなければなりません。定款3条に、「世界の青年と提携し、国際的理解及び親善を助長し人類の幸福、世界平和達成の原動力となることを目的とする」と明記されているのはその趣旨です。その一翼を担うのが広報国際委員会です。

民間外交推進による世界平和実現
松本JCは台南LJCと姉妹会交流を開始して23年目となります。日本国政府が戦後台湾を統治した政府である中華民国との国交を1972年に断絶させたことから、地方自治体レベルでも政府間交流は限定的である中で、青年会議所間の交流が活発だったのは特筆すべきことです。広報国際委員会では、松本JCと台南LJCとの交流も、このような世界史的背景のもとでJCI Creedの価値観を共有するJAYCEEどうしの交流であるがゆえに築くことができた絆であることを踏まえ、この交流をより深めるとともに、2011年の交流20周年において提言された政府間交流へと発展させてくことの有効性や可能性、またはそのために何が必要なのかを探っていくことが求められます。さらに、松本JCは大韓民国の平澤JCとも友好関係にあり、年々その交流も親密になりつつあります。その絆も大切にすべきものです。さらに、本年は日本国内(山形県山形市)でJCIアジア太平洋エリア会議(ASPAC)が開催されるので、台南LJCや平澤JCとの交流にとどまらず、国際青年会議所の機構を通じての民間外交をする機会を捉えていくことが期待されます。広報国際委員会では、このようなJCの優位性を生かして、JC間の交流に留まらず広く松本地域に国際の機会を創出していきます。

厳粛かつ伸びやかな結束のための情報共有及び情報発信
広報には対内的と対外的の2つがあります。理事長所信に「組織として、より厳粛に、且つ伸びやかに結束する必要があります」と指摘されていますが、この結束は、会員の活躍を厳粛かつ伸びやかに情報の共有ができてこそ達成されるものです。このような観点から、対内向け情報共有のより一層の充実が求められます。また、理事長所信に「地域や市民から尊敬され、頼られ、必要とされるための組織」と指摘されていることを踏まえ、対外的には、「地域や市民から尊敬され、頼られ、必要とされる組織の確立のための情報発信」という観点から広報活動を行っていきます。

【地域の魅力発信委員会】

"Economic Justice"
地域の魅力発信委員会の担いは経済です。経済を担当する委員会に「地域の魅力発信委員会」という名称が与えられたことは大変意義深いことです。
経済に関しては、JCI Creedに"economic justice can best be won by free men through free enterprise"とあるとおり、国家権力や巨大資本に依存しないインディペンデンスな自由資本による自由経済をもって私たちは理想とするものです。もちろん、その場合の自由とは経済的正義に整合するものでなければならず無条件の放任を意味するものではありません。隷属すべきでないものに隷属しない独立し自立した経済活動のことを意味します。
そうすると、「エコノミック・ジャスティス」とは国民の国民による国民のための経済に他ならず、松本地域に関して言えば、松本地域の松本地域による松本地域のための経済にこそ経済的正義は宿るといわなければなりません。
したがって、私たちは、肥大化した公共サービスやそれにともなう国民全体の負担の増加や巨大なグローバル資本の進出という時代潮流のなかで、私たちが理想とする自由資本による自由経済が危機に瀕しその流れに呑み込まれようとしている状況に対して、これに流されないための運動を展開していかなくてはなりません。
その運動の指針こそが、理事長所信にいう、「地域のたから」及び「グローカル」という理念であり、「グローカルを意識した持続可能な地域経済発展の推進」という理事長方針はこのような状況認識の中で理解されなくてはならないでしょう。
したがって、その場合の「地域のたから」は時代潮流に対抗しえるだけの力があるものでなければならず、何ものにも代えがたい価値があるという思いを広く全世界に呼び起こすだけの意味付けが求められます。単なる地域自慢や地域独自の主張ではなく、宝というに値するだけの共感を呼び起こすことができなければ、時代潮流の前に無力です。「地域のたから」には全世界の共感を得るに足る力が求められるからこそ、それは単なるローカルではなく、「グローカル」と言われるのです。
地域の魅力発信委員会では、グローカルな地域のたからを掘り下げながら、「エコノミック・ジャスティス」を究極の旗印にして、地域のたからを守り発展させていくための運動を展開していきます。

副理事長方針

一般社団法人 松本青年会議所
専務理事 中林 玲

凛とした青年たち 心をひとつに

専務理事の役割は、運営規定によると、

  1. 理事会運営を効率よくするための職務の遂行。
  2. 一般渉外等の対外的問題の窓口
  3. その他、理事長が必要と認めた事項。
となっております。

専務職としまして、理事長のサポートはもとより、上記の事項について確実に遂行します。また、「その他」の部分に関して存分にこだわっていきます。本年度、私に課せられた役割は松本JC全体の「運営」です。 皆が一致団結し、真剣かつ真面目に、明るく楽しく、アグレッシブに行動し、ひいては自己の成長へとつながる組織となるべく運営をおこないます。そして、メンバーひとりひとりが松本JC会員であることに誇りを持ち、仲間を愛し、また地域から必要とされ、尊敬される団体となるべく運営をおこないます。

事務局長方針

一般社団法人 松本青年会議所
事務局長 有賀 政揮

歩きましょう。

歴史と伝統に甘んずる事なく「明るい豊かな社会」の実現を掲げる青年会議所(以下JC)が、今まで以上に地域から頼られ、必要とされる団体であるように、内部における信頼関係を深め、JC運動に邁進していかなければなりません。また、この地域に対して果たすべき多くの役割を持つJCにとって、事務局長は効率的な組織運営を行う要です。
そこでまずは自らが松本JCの活動を支える要としての存在を自覚し率先して実践することで、縁の下の力持ちとなって活動を行える最適な環境を整えていきます。そして会員各々が職務を確実に全うし、JCの一員としての責任と組織の中核であるという自覚を持って行動できるようにコミュニケーションを十分に図り、会員が最大限の力を発揮できるように事務局運営に取組んでいきます。
また、各委員会の事業が計画通りに遂行できるように、情報の共有化を図り、諸会議においても活発で有意義な議論が行えるように資料を精査・確認し、告知するのはもとより、円滑でスピーディーな効率的な会議が行えるよう目指します。  事務局長は松本JCの根幹を担う重責ある職務です。担いへの確固たる自覚と利他の精神をもった行動を心がけ、何事にも率先して行動いたします。
本年度、事務局長という大役を拝命しました。一年間この責務を全うすることに努め、事務局長の方針といたします。